2008.05.10
オホーツク地区支部設立総会

猛スピードで北上した今年の桜前線。満開の桜のもとで北海道社会福祉士会オホーツク地区支部設立総会が開催できると思ったら、これを上回るスピードで桜は駆け抜け、5月10日の設立総会時には葉桜が迎えてくれた。でも、この総会に参加した20人は満開の桜のように、いや、開花するいっ時だけでなく、継続した福祉への想いをいっぱい持って集まってきてくれた。
歩み
振り返ってみると、この網走管内で社会福祉士の組織が誕生したのは2001年。当時は会員数も16名程度の小さな組織だった。すでに釧根社会福祉士会が組織され、その後十勝社会福祉士会が、そしてオホーツク社会福祉士会の組織化を待って、3連絡会による道東地区支部が設立となった。あれから7年が経ち、オホーツク連絡会の会員は3月末で43名になる。昨年1年間で12名の会員が増え、道東地区全体では200名近くの会員を抱えるまでになった。
道東地区支部を発展的に解消し、3連絡会がそれぞれ独立して地区支部の運営を行なっていくというのは、この道東地区にとって長年の夢であった。しかし一方で、3連絡会の中では会員数が一番少なく、独自活動も少なかったこのオホーツクが、一人立ちするには一番心配な地区でもあった。でもここ数年で会員数も増え、定例的な学習会などもできるようになり、昨年のオホーツク連絡会総会で地区支部設立に向けた決議を行った。今年3月の北海道社会福祉士会総会で承認をいただき、5月10日のオホーツク地区支部設立総会を迎えることができた。オホーツク連絡会発足時から関わってきた者として、地区支部設立総会を迎えられたことは非常に感慨深いものがある。この日を迎えることができたのも、ここまで支えてくれた一人ひとりの会員の活動があった。
ハンドブックに会員の思いを乗せ、新たに地区支部が歩み始めました。

今年4月に発行した「オホーツク社会福祉ハンドブック」は正にその会員活動の結晶でもある。できあがった冊子の重さより、毎月の学習も兼ねた編集会議がより深く会員の頭に残り、会員間の絆をも深めていった。
今、福祉や介護に関わらずいろいろな制度改正が行われている。利用者や家族の立場にたった制度やサービスをどう提供し、その人たちの権利をどう擁護していくのか、我々にとって大きな課題でもある。そして、我々社会福祉士の活動が問われている。一人ひとりの社会福祉士がスキルアップし、その認知度を高めていくこともこの会の重要な役割でもある。
地区支部に移行し、会員の学習会だけでなく、広く住民を対象にしたセミナーの開催や他の専門職や関係機関との連携など、今まで以上の取り組みが求められてくる。一人ひとりの会員の結集と、全道の仲間や北海道社会福祉士会の役員の皆さんにご指導、ご協力をお願いするものである。でも、あまり背伸びをし過ぎて途中でダウウンしてもいけない。組織の力量に見合った運動から取り組んでいきたい。
総会終了後には、激励に駆けつけてくれた北海道社会福祉士会の志田原副会長を講師に「基礎研修」を実施した。社会福祉士の倫理綱領、社会福祉士の行動規範など改めて実践に活かしていかなければと痛感した。
総会に先立つ4月26日は、「地域包括支援センター社会福祉士業務従事者研修」を開催。14名の参加のもと、評価シート活用研修や情報交換など行い、今後も継続した研修開催を確認したところである。
まだまだ小さな歩みでしかないオホーツク地区支部ではあるが、会員の意見を聞き、役員会の議論を大切にした運営を行っていく所存である。
支部長 山田 英孝
