活動報告2008年09月

2008.09.27
成年後見受任者及び登録者
成年後見支部委託研修受講者研修(9月会員学習会)

テーマは「成年後見制度実際的方法」、講師は十勝支部の清野光彦氏です。九名が参加されました(うち支部委託研修受任者五名)。清野氏がこれまでに取り組んできた事例6ケースについてレジュメ10ページの報告で身寄りのない方の後見、施設入所で身寄りのない保佐、ケアマネージメント契約から任意後見契約へ、任意後見移行型→遺言執行の事例等多岐にわたる内容でした。

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皆それぞれにいい事例でした。特に亡くなったある男性の遺骨を実家の東北まで足を運んで渡してきたという事例にいたっては、浅田次郎原作で映画化もされた『ラブ・レター』を思い出させてくれるドラマを感じました。ただ、こちらは、偽装結婚した中国人妻の遺骨をやくざまがいの男が貰い受けに行く話しで題目の手紙は感動ものでした。

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そんな感動めいた事例もあり、本当に中身の濃いものでした。質問も事例ごとに多く出て予定の時間を一時間オーバーし、足りなくなりました。
そのレジュメが、個人情報のこともありまして、終了後回収され、ちょっと残念でもありました。この日は奥さんの祥子氏(NPO法人「ちいさな手」理事長)も来てくだされ、同じ社会福祉士、成年後見人として、二人の活動、踏ん張りに大いに活を入れられた学習会でもありました。


事務局長 武信隆司

2008.09.7  
市民公開・権利擁護セミナー開催しました。

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 講談師 神田織音さんの口演の最後となる、「ナオト君だって一人の人間なんだよ」の話には、私だけでなく聴いている者は思わず目頭が熱くなる講談であった。

 今年5月にオホーツク地区支部結成してからはじめてとなる市民公開「権利擁護セミナー〜講談で学ぶ成年後見制度」が開催されたのは、9月7日。社会福祉士会主催行事として2カ月前から準備をしてきた。開催地である地元北見市や北見保健所への後援依頼をはじめ関係機関への案内と参加要請など行う。今まではどちらかというと地味なPRしかしていなかったが、地区支部結成を機に、役員一同「社会福祉士ここにあり!」の合言葉?で、三役の名刺も揃えながら取り組みを進めてきた。9月7日の公開セミナーは、いってみればオホーツク地区支部の「デビュー戦」でもある。

 開会の2時間前に会場となる北見市端野町公民館に入る。すぐに神田織音さんとマネージャーが到着。写真で見るよりも若々しく見える神田織音さん。名刺交換をして来北のお礼を申し上げる。さっそく舞台チェック。屏風や高座の位置を確認。照明の打ち合わせにマイクチェックと進む。舞台の上で、係の人が緋毛繊を高座にかけるのを見ながら、客席がいっぱいになることを願う。
開会50分前。神田さんの口演前に行われる基調講演「知っておきたい成年後見制度」の講師をお願いした、釧路家裁北見支部の石岡主任調査官も会場に到着した。石岡調査官には1時間の講演をお願いしてある。思えば基調講演の講師選定にも苦慮した。弁護士や司法書士など検討するが決まらず。そろそろ決めなければと思っていたとき、たまたま家庭裁判所との連携不足があり調査官と面談する機会ができる。この機会にと講師のお願いもして、快く引き受けていただいた。石岡調査官は、今年4月に山形支部から赴任。聞くと、山形では地元の社会福祉士会と学習会などでつながりを持ってきたとのことで、今後の交流・連携も約束することができた。
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 開会30分前、受付が始まる。参加目標は150名だが、どのくらい参加してくれるのか、主催者としてはこの時間がひやひやもの。なんせ会場の端野公民館グリーンホールは300の固定席。100以下だと空席が目に付く。なかなか受付が混むことなく開始の時間を迎える。開会あいさつには「こんなに多くの市民の皆さんに・・・」を省くことに。参加者は76名と目標の半分にとどまる。
でも、参加者は少なかったものの、石岡調査官は、法定後見や任意後見の概要など成年後見制度について分かりやすい説明をしていただいた。そのあとの神田織音さんは、古典講談で聴衆をひきつけ、3話の成年後見講談の口演は、まさに講談で学ぶ成年後見制度であった。

 今回のセミナーは、社会福祉士会の組織として関係機関に働き掛けながら取り組み、今後の活動の足掛かりを作ることができたなど多くのことを学んだ。
11月3日には、もう一つの公開セミナーである「社会福祉セミナー」が間近に迫っている。すでに講師も認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子さんに決まり、「認知症の人が安心して暮らせる地域をつくるために」をメインスローガンに、北見市や保健所、グループホーム協議会、介護支援専門員連絡協議会、認知症と家族の会などの諸団体と協力し、会員一丸となった取り組みになるよう決意を新たにしている。

市民公開・権利擁護セミナーを開催して
支部長 山田 英孝


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