2009.10.16
高齢者虐待対応ソーシャルワーク研修会
(平成21年度第2回地域包括支援センター意見交換会)
網走保健所との共催で行われた今回の高齢者虐待対応ソーシャルワーク研修会は、網走管内の地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、市町村職員等の多くの専門職の皆様の参加があり、虐待対応への関心が高いことを実感しました。前日の夜から気温がぐっと下がり、会場が冷え込んでいましたが、講師の石崎さんの熱い講義と参加者の熱気で寒かった会場も温まりました。
今回の研修では、午前中は網走保健所小島主査の虐待ネットワークの現状の報告から始まり、石崎理事より帳票類の説明、記入方法や虐待に対する基本的な捉え方、市町村の役割についてを講義と個人ワークで進められました。午後からはグループワークを織り交ぜながら実際に帳票の使い方について進められました。初めて使う帳票類に戸惑いながらのグループワークも時間が経つにつれて、活発なグループワークに変わっていました。北海道社会福祉士会で行われた研修では3日をかけて行ったものを1日で行うこと、ファシリテーターとしてきちんと助言できるかどうかという不安がありましたが、石崎理事、林理事や参加者の皆さんの協力もありなんとか社会福祉士会オホーツク支部として研修をお手伝いすることができました。
研修で使った帳票や知識が次に繋がっていくといいなと感じながら会場の後片付けをしました。
幹事 定田
2009.10.3
会員学習会(成年後見学習会2回目)〜成年後見監督人について
今年4回シリーズで予定している第2回目。今回は「成年後見監督人」についてです。今回も継続した講師として釧路家庭裁判所北見支部、主任調査官の石岡氏をお招きしました。
平成12年、介護保険制度と並行して施行された成年後見制度を取り巻く状況として、徐々に制度の周知がなされ利用者も増加してきている。成年後見人等と本人の関係については約7割が親族をしめるが、親族であるが故に、金銭管理を中心として成年後見人等活動に不安のあるケースも増加してきている。
すべての後見等活動に対して、家庭裁判所は監督を行うが、増加した後見人等活動に、十分に対応できなくなってきている、などといった経過報告がありました。(人員の関係は、このご時世、必要性があってもそうそう増やしてもらえないのが実情のよう)
そこで今後の対応としては、倫理綱領、行動規範を基盤に持った専門職、社会福祉士会会員に、この「成年後見監督人」受任への期待をよせている、とのことでした。
ぱあとなあ北海道による成年後見等受任者研修には、成年後見監督人についての講義は非常に少なく、学習会参加者からは、もし成年後見監督人を受任することとなったとしても、知識面の不安、また成年後見監督人として、後見人への活動への意見や活動への是正を行っていくことができるのか、といった率直な意見、思いが聞かれました。
しかし、逆にそういった関係性の調整こそ、相談援助専門職としてのテリトリーであり、社会福祉士会員の腕の見せ所でもある、といったポジティブな意見も聞かれました。
